2014_03
19
(Wed)07:54

1歩いっぽ(11)

久しぶりの1歩いっぽ、話忘れてました…
なかなか現実生活の方が落ち着きません。

ダラダラしたいなあ

2014/3/19初稿、2014.4.18副題変更、2014/10/6一部修正
■1歩いっぽ(11)~それは姿を現し始めて~



キョーコの足取りは軽い。

新しい仕事の顔合わせはいい雰囲気で終わり、撮影開始が楽しみだし、今日は…

「敦賀さん!社さん!おはようございます!」
「おはよう。最上さん」
「おはよう、キョーコちゃん」

あれ?とキョーコは思った。

蓮が微かだが不機嫌に感じたのだ。
昨夜の電話ではいつも通りだったし、今日会うのはここが初めてだ。
そうなると…

「敦賀さん、何かあったんですか?」

あ、という顔で社が蓮を見る。
少し顔をそらした蓮は怒っているというより、なんだか拗ねているような感じだ。
珍しい。とキョーコは2人を見つめる。
確か蓮は、松島から新しい仕事の話があると言っていたはずだ。

「あ、これ、俺のせいだわ。キョーコちゃんごめんね」
「社さんが?」
「いやさ、松島主任と二人で、今回の役演れるのか?って言っちゃって」
「なんてことを!」

演技には妥協を許さず、いつも完璧に演じ切る敦賀さんに!
一応現役の敦賀教信者は怒りをあらわにした

「それがさ、大学に入りたての18歳、大人一歩前の多感で純粋な感じを表現してくれってオファーでさ。」

大学に。

入りたての… 18歳?


「え、大丈夫なんですか?」

思わず口に出してしまい、慌てて手でふさいだが、時すでに遅し
蓮はこっちをジト目で見ている。

「最上さん」

一歩踏み出される足
後ずさるキョーコ

「確かに俺は老けてるよね。今までも20代後半の役多かったし」

また一歩

「でも21なんだよね。」
「も、も、申し訳ございません!」
「他の誰でもない最上さんに言われると…傷つくよね」

もう蓮の顔は至近距離だ。

「お、お手伝いします!敦賀さんの役作りのためなら、なんでもやらせていただきます!」

にやり

蓮の悪い笑いに「しまった」と思ったがもう遅い。

「じゃあ、よろしくね。」

先輩俳優はさっきまでの不機嫌はどこにいったのか、神々しく笑って見せた。

「蓮、もっと普通にアプローチしろよ」

マネージャーとして突っ込みどころはそこなのか?と聞きたくなるが、今更だ

「それよりキョーコちゃん、ほかの配役すごいんだよ」
「え?どなたが出られるんですか?」

社から差し出された資料を見てキョーコは驚愕した。

なぜならそこにキョーコ以外のラブミー部の名前があったのだ。



(12に続きます)




みじかっ
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2. Re:とりあえず。

>seiさん
大学生の輪に入ってたら、どこの講師?それとも准教授ってなりそうです(笑)
彼はデビュー当時どんな役やってたんでしょうねえ。

2014/03/21 (Fri) 20:42 | ちょび #79D/WHSg | URL | 編集 | 返信

1. とりあえず。

役に入ってるときは18歳もなんとかなるかもですが・・・・抜けたときにちょっと幼めの服とか着てたら「弟の服を臨時で借りた兄」みたくなりそうですね!(爆)

共演者がキョコさん以外。

キョコさんは羨ましく思いそうですけど、それがどちらに対してになるのでしょうね。( ´艸`)

2014/03/20 (Thu) 17:21 | sei #79D/WHSg | URL | 編集 | 返信

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